失敗図鑑
こんにちは‼️
プロパラアスリート若生裕太です。
今回は、失敗図鑑について書いていこうと思います。
まず、この本はマンガ形式になっていてとても読みやすく、
大人も子どもも楽しく読むことができるなあと思いました。
まず、結論からいくと、
私たちは失敗をすることが「悪」であると考え、
失敗してはいけない
失敗するのが怖い
失敗に対してネガティブな感情を抱きます。
失敗するのってホントに怖いし、できることなら失敗なんてしたくないですよね。
すごい人ほどダメだった
しかし、この本ではどんな人でも失敗はするし、あの教科書に載るような天才たちも
失敗してきたと述べられています。
多くの発明品を作り出し「発明王」と呼ばれるようになった
トーマス・エジソン
現在では、誰もが手にしているiPhoneを作った
スティーブジョブズ
みんな大好き夢の国「ディズニーランド」を作った
ウォルトディズニー
など偉大な人物が25人出てきます。
このような、偉大な功績を残し天才と称される彼らですが
たくさんの失敗やものすごい大きな失敗をしてきたのです。
今回は、25人の中で私が特に印象に残った人物を3人紹介したいともいます。
1、トーマス・エジソン 『失敗王』
私たちの生活に欠かせない電球や音楽を聴くための蓄音機など
数々の発明をしたことから「発明王」として多くの人に知られています。
しかし、当時のエジソンには私たちが考えられないような呼ばれ方をしていたのです。
そう、それが「失敗王」
想像つきませんよね。
エジソンはたくさんの発明品を生み出しましたが、
その分、誰よりもたくさんの失敗作を作ってきました。
エジソンは失敗を失敗と思わず、
「うまくいかない方法」を発明したと言っています。
たとえ1000回失敗したとしても
それは「1000回うまくいかない方法を発明した」
逆に「1000回の失敗なくして1回の大成功はない」
エジソンは失敗は決して悪いことではなく、むしろどんどん失敗するべきだと言っています。
失敗したら
「なぜ、失敗したのか」を考える
そしたら、失敗から成功につながる道が少しずつ見えてくると教えてくれました😁
2与謝野晶子 『正直すぎて炎上』
与謝野晶子が生きた時代は今から100年ほど前の明治時代から昭和時代です。
男が外で働き、女は家を守るのが当たり前のっ時代でした。
それどころか、女性は自分の気持ちを大っぴらに語ることすら許されないような時代でした。
そんな時代に生きた彼女ですが
自分の正直でまっすぐな自分の思いを歌にのせて歌いました。
初めて出した「みだれ髪」で、
恋する女性のおくゆかしい心を美しく表現した彼女はたちまち人気になりました。
しかし、「君死にたまふことなかれ」で大炎上しました。
この歌は戦争に行った弟のことを思った歌ですが
当時の日本は戦争に賛成し、戦争で勝つことが正義とされていました。
だからこの歌は戦争に反対し、日本を反対していると受け取られたのです。
それでも、彼女は
人を殺すことが正義であってはならないし、
歌人として嘘偽りのない素直な心を表現することでしか人々の心には刺さらないと伝えました。
このことに関して彼女が悪かったことはなにもないですよね?
どんなことがあったとしても人を殺してはならない。
素直な気持ちを貫いた結果
歌人としての地位をより高めたのです。
失敗とされることに対して
「何が悪いの?」という正直な心だけが残ったら
それはチャンスなのかもしれませんね。
ウォルトディズニー 『ナメられた』
ウォルトディズニーはみんなが大好き夢の国
「ディズニーランド」を作った人でとても有名ですね😄
ウォルトディズニーは世界で初めて音の出るアニメを作り大いに世間をにぎわせたそうです。
実はみんなが大好き「ミッキーマウス」が誕生する前に大人気キャラクターを作り出していたようです。
「しあわせウサギのオズワルド」というアニメに登場する、ウサギのキャラクターです。
当時の映画はディズニーのような「制作会社」が作り、できあがった作品を「配給会社」が売ります。
そして、配給会社がそれをたくさんの映画館に配ることで
みんなが見ることができるという仕組みでした。
彼の失敗は、「しあわせウサギのオズワルド」の権利をすべて配給会社に渡してしまったことでした。
これにより、オズワルドのキャラクターを作ることも売ることもできなくなってしまいました。
彼は配給会社に「せめて、次回作はもっと高いお金で買ってほしい」と配給会社にお願いしました。
しかし、配給会社はそのお願いを聞くどころか、さらに安いお金で作品を買おうとしたのです。
彼はこの時まだ25歳でした。
そう、完全にナメられていたのです。
こんなつらい経験があった彼ですが、一緒に働いていた兄に
「最後は、僕たちが笑うことになる」と言って
この配給会社との縁をスッパリ切りました。
彼は、「やってやる精神」、「見返してやる精神」で
私たちが大好きな「ミッキーマウス」を作り上げたのです。
ナメられることやバカにされることは必ずあると思います。
その時はウォルトディズニーのように
「やってやる」、「見返してやる」という強い意志を持って立ち向かっていきたいですね。
どんな仕事でも人の心を掴んだ人が最後に勝つということを教えてくれました😌
いかがだったでしょうか?
私たちが抱いている失敗に対するイメージが変わってきたと思います。
失敗を通して、何を学んだか、その経験を次にどう活かすかによって、
失敗も成功に変わるんだとわかりました。
この失敗に対するイメージが少しでもプラスに変わっただけでも
すごい気持ちが楽になりました。
一番良くないことは、失敗に恐れるあまり結局なにも行動することができないということです。
今後は、失敗を恐れずどんどん挑戦していきたいと思いました。
失敗したときには、
「すごい人ほど失敗してきたんだ」というように
この本を思い出して前向きにとらえていきたいと思います。
小さな子どもでも楽しんで読めるのでぜひ読んでみてください😌
最後まで読んでいただきありがとうございました😊