若生裕太ブログ

プロパラアスリート レーベル遺伝性視神経症 パラスポーツ視覚障害F12クラスやり投げ

ここに注目‼️視覚障害やり投げ

こんにちは‼️

 

プロパラアスリート若生裕太です。

 

今回は、パラ陸上競技視覚障害クラスやり投げの注目ポイントを書いていこうと思います。

 

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まず、やり投げにおいてとても重要とされていることが3点あります。

 

1.初速度

2.投射角

3.投射高

 

これらの他にもありますが大きくこの3つがとても重要となってきます。

 

1.初速度

やりを投げる時の速度

 

2.投射角

やりを投げる時の角度

やりの角度を大きすぎても小さすぎても飛ばない

 

3.投射高

やりを投げる高さ

身長や腕の長さが長い人が高い

 

私たち視覚障害クラスにおいて3つのうち一つが特に苦労している点です。

私たちが苦労しているのは3つのうちどれでしょうか?

 

 

答えは、、

 

 

2.投射角でした😂

 

 

視覚障害クラスのやり投げにおいてこの投射角が特に苦労している点であり、

逆を言えばここに注目して見ていただきたいと思っています。

 

1の初速度は、腕の張り切りの動作になります。

なので、この腕の張り切り動作においては練習やウェイトなどのトレーニングなどで強くなることは可能になります。

 

3の投射高は身長や腕の長い選手の方が高さを出すことができますが、

ここに関しては障害の有無に関係ないところが作用されると思っています。

また、投射高においては1.2番よりも距離に影響が出にくいということもあります。

 

そして、注目していただきたいポイント2.投射角

なぜ注目していただきたいのかというと

 

私たち視覚障害は自分が投げたやりが

どのような角度で

どのような飛び方をして

どのくらい飛んだのかを

見ることができません。

 

なので、やり投げにおいてとても重要になってくる一つのポイントにハンデを感じているのです。

 

私は、この投射角がとても重要なカギになってくると思います。

どのような角度でどのように飛んで行ってるいるのかがわからないからこそ

 

普段の練習で自分の投げの感覚と距離いかにマッチできるかを大切にしながら取り組んでいます。

 

私たちは自分の投げがどのように飛んでいるのかが見えなくても

綺麗な放物線を描いて飛んでいることをイメージしながらそして、それをしっかりと再現できるように取り組んでいます。

 

皆さんぜひ、視覚障害やり投げを見るときは

私たちは感覚を研ぎ澄ませて自分に最適な投射角で投げているというところに注目していただきたいなと思います。

 

今年は、残り1試合

試合まで残り2週間

自分が今出来ることを精一杯頑張ります💪

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

 

 

 

去年の俺とは違うぞ👊

こんにちは‼️

 

プロパラアスリート若生裕太です。

 

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今回は最近の自分のやり投について書こうと思います。

 

今年は2試合出場しました!(10月4日現在)

 

初戦は自己ワーストレベルの試合

 

2試合目はベスト更新を狙うも自己ベストならず

 

今シーズンは去年の大会で出した記録を一度も更新することができていません。

 

もうお先真っ暗です。

 

 

ということを書くわけではありません。笑

 

今年の2試合はたしかに記録は更新できていません。

 

しかし、去年の大会から一冬超えて体も技術も着実にレベルアップしてきました。

 

そして、一番去年と変わったことがあります。

 

それは、

 

自分の投げの良し悪しを自分で把握できるようになってきたこと

 

取り組むべき課題が明確であること

 

去年までの私は、投げについてなんとなく感覚が良かった、悪かったというような判断をしていたため

一度投げが悪くなると修正することができませんでした。

それと練習を一緒に見てもらっている後輩にアドバイスをしてもらわないと改善できないというような状況でした。

 

こうした去年とは違う自分がいるので取り組むべき課題に全力で向き合いながら日々の練習に取り組めています。

 

今年の試合はあと2試合

 

10月11日 愛知パラ陸上選手権大会 (パラリンピック非公認)

 

11月7日 関東パラ陸上選手権大会 (パラリンピック公認)

 

特に11月の関東パラは来年に延期になった東京パラリンピック出場に向けて大切な試合になります。

 

いつ自己ベストを更新してもおかしくない状況にとてもワクワクしています。

 

本当になんとなくですが次に自己ベストが出るときは大幅に更新できる気がしています笑

 

今できることを精一杯頑張ります💪

 

ワクワクと不安に感謝‼️

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

 

 

視覚障害やり投げと健常者のやり投げのルールの違い

こんにちは‼️

 

プロパラアスリート若生裕太です。

 

今回は、視覚障害やり投げと健常者のやり投げのルールの違いについて書いていきたいと思います。

 

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まず、パラスポーツにはクラス分けがあります。

ボクシングでいうところの階級みたいなものですね。

これは、障害の種類や重度によって公平性を保つために設けられています。

 

パラ陸上競技において視覚障害のクラスは4つあります。

重い方から順に

11

12

13

14

 

これらのうち、パラリンピックなどの国際大会での出場を認められるクラスは11.12.13の3つです。

残念ながら、視覚に障害があっても14というクラスになってしまうと国際大会の出場ができないということになります。

 

私のクラスは12クラスという視覚障害の真ん中のクラスになります。

 

パラ陸上はこの障害のクラスの数字と

トラックのT

フィールドのFの組み合わせで表記されます。

 

例えば私の場合、100mの試合に出場すると

100mはトラック種目で私のクラスは12なので

男子100m T12

 

やり投げはフィールド種目なので

男子 やり投げ F12

このようになります。

 

そして、東京2020パラリンピックの視覚障害のクラスは

12と13のクラスだけが出場できます。

 

なので、11のクラス、14のクラスは出場できないということになってしまいます。

 

健常者のやり投げと視覚障害のやり投げのルールの違いは?

 

よく視覚障害やり投げと健常者の方のやり投げのルールの違いはどうなの?という質問があります。

とても気になりますよね。

 

視覚障害やり投げのルールは健常者のやり投げのルールと全て同じルールで行われます。

 

一つ違う点は、やり投げの場合は12のクラスの人だけガイドをつけられるという点です。

 

ガイドの役割は、進行方向の指示や、ピット(投げるところ)などの誘導などがあります。

 

私は12クラスですががいどはつけていません。

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工夫している点

上記の通り、視覚障害やり投げは健常者のやり投げと全く同じルールで行われます。

 

しかし、私たち視覚障害は試合中に困っていることもあります。

例えば、

試技スタートの合図である審判の旗を下ろすのが見えない

 

自分が投げたいやりの種類が分からない

 

記録の表示が見えない

 

これらのことが挙げられます。

 

私は、これらのことをあらかじめ審判の方にコミュニケーションをとり、

スタートの合図は声で教えてもらう

記録も声で言ってもらう

やりは同じところに置いといてもらう

などのことをお願いしています。

 

いかがでしたでしょうか?

視覚障害のやり投げも健常者のやり投げと全く同じルールだということに驚いた方もいらっしゃるかなと思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

 

 

 

 

 

 

大切にしていること

こんにちは‼️

 

プロパラアスリート若生裕太です。

 

今回は私が大切にしていることについて書いていこうと思います。

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  • 自分がされて嫌なことはしない
  • マイナスをプラスに変換
  • 笑顔
  • ありがとうを大切に

 

ほんとにほんとに当たり前のことですね笑

でも、この当たり前のことを大切にしているし、これからもずっと大切にしていきたいなと思っています。

 

自分がされて嫌なことをしない

 

自分がされて嫌なことって人それぞれあると思います。

例えば、

悪口を言う

理不尽なことをする

挨拶を無視されるなどなど

挙げたらキリがないくらいされたら嫌なことはありますね。

 

私は、この自分がされて嫌なことはしないように心がけています。

そうすることによって私が人に対してマイナスになるようなことは減ると思うからです。

 

それと少し離れてしまいますが

私は自分がされて嬉しいことをするというのは

少し考えることがあります。

 

なぜかと言うと、

 

自分がされて嬉しいことは相手からしたらそうではない可能性もあるからです。

逆にお節介に感じ取られたり、余計なアドバイスとして受け取られてしまうこともあるかなと思っています。

 

マイナスをプラスに変換

 

失敗や嫌なことなど自分にとってマイナスな出来事もどこかプラスに変換できることはないかと心がけるようにしています。

 

練習中や試合でうまくいかなかったとき

次に失敗しないための良い経験をすることができた

 

店員さんの態度が悪かったとき

「俺はそういう態度を周りの人に取らないように心がけよう」

 

このようにマイナスなことをどこかプラスな面を見出せるように意識しています。

 

笑顔

 

笑っている人のところに人は集まるという言葉

一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

 

私はこの言葉にすごく共感しています。

 

笑顔で明るい人と関わりたいと思う中で私自身も笑顔で明るく楽しむということを日頃から心がけるようにしています。

 

ありがとうを大切に

 

ほんとにすごく当たり前のことですが

「ありがとう」という言葉

世界をハッピーにすると思います。

 

ありがとうと言われて嫌な気持ちになることは絶対にないですよね笑

 

一番当たり前なことだからこそ一番ありがとうを大切にしていきたいと思います。

 

皆さんも日頃から大切にしていることがあればぜひ教えてください!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

 

 

素敵な人がたくさん

こんにちは‼️

プロパラアスリート若生裕太です。

 

今回は、最近すごい素敵だなと思ったことについて書いていこうと思います。

 

私の周りには夢を持って覚悟を決めてその道にチャレンジしている人が多くいます。

 

そういった夢に向かって挑戦している人たちを見てとても刺激をもらっています。

 

夢に向かって覚悟を決めて挑戦している人ってほんとにかっこいいなと思いますし、とても尊敬できます✨

 

さらに、今回ほんとにすごい素敵だなと思った出来事があります。

 

それは

 

夢に向かって覚悟を決めた人を

心の底から応援している人がほんとにたくさんいることです。

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私の大学時代の後輩が

本気で覚悟を決めてYouTuberを目指すとSNSで公言したとき

 

ほんとに多くの人が応援しているのを目にしました。

 

こんなに素敵なことってありますか?

 

普通はそういった夢ができてそれを目指すなどというのを公言したりすると

 

「お前には無理だ」

「世界はそんなに甘くない」など

マイナスなことを言われることが多いと思います。

 

しかし、私の周りの人たちは

夢に向かって覚悟を決めた人を心の底から応援する人がとてもたくさんいました。

 

もちろん夢に向かって覚悟を決めた人が

日頃から周りの仲間を大切にしていて魅力的な人柄もあると思います。

 

そして、周りの仲間がほんとにいい人たちばかりなのだと改めて感じました。

 

このように夢に向かって覚悟を持ってチャレンジをする人、それを心の底から応援できる人

 

そういった素敵な人柄を持った人たちがたくさんいる中で学生生活を送れていたことをとても誇りに思います。

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プロボクサーとして活躍している

 

ボートレーサーで活躍している

 

ボートレーサーを目指している

 

パイロットになった

 

パイロットを目指している

 

歌手として活動している

 

ファイナンシャルプランナーとして周りの仲間を幸せにしたい

 

実家の民宿を素敵な旅館にしたい

 

自分の店を開きたい

 

お笑い芸人になりたい

 

ほんとに私の周りにはかっこいい人がたくさんいます。

 

刺激をたくさん受けながら、私自身も誰かに刺激を与えられるような人になれるよう頑張ります💪

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

言葉のちから

こんにちは‼️

プロパラアスリート若生裕太です。

 

今回は、私がとても大切にしている言葉のちからについて紹介したいと思います。

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言葉の力=言霊

ちょっとスピリチュアルなように聞こえてしまいますが言葉には魂が宿るとされており、実際に私も信じています。

 

言霊とは?

自分が発した言葉が音としてだけでなく、その言葉が魂をもち、その言葉のきっかけで現実に何かしらの影響を与えるというものです。

 

つまり、ものすごく極端に言えば、自分が発した言葉の通りになっていくということです。

 

周りの人を思い出してみてください。

ポジティブな人はポジティブな言葉を

ネガティブな人はネガティブな言葉を

日常的に多く発しているのではないでしょうか?

 

私は、幼いころから基本的にものすごくポジティブな性格だったのですが

試合などで後ろ向きな言葉を発しているときは必ずと言っていいほど結果が出なかったのを振り返った時に気付きました。

 

私が、この言葉の力(言霊)をものすごく意識して使うようになったのは、20歳の時にレーベル病になり視覚障害になってからです。

 

20歳の年は、私自身も障害を負った年でもありましたが、

家族もものすごい逆境に立たされた年でした💦

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ただこの時、言い聞かせていた言葉がありました。

「こんな人生経験している人はいない、

これが人生の底だ。

これ乗り越えたらいつか本でも出せるんじゃないかな笑」

 

ほんとにあの時期は自分自身も家族もかなり苦しい時期でしたが、

いま振り返るとよくこんな言葉が出ていたなとびっくりしています😂笑

 

この経験から普段から発する言葉をプラスにすることを強く意識しています。

 

現在も言霊を意識して使っている出来事があります。

 

それは

 

「東京パラリンピック出場」

 

私はパラスポーツを始めると覚悟ができたときから、周りに公言しました。

 

いま振り返るとよく言えたなと思うことが

まだやり投げの練習を一度もしていない段階で

「やり投げでパラ出る」

と言い切っていたことです。

 

当時の私はこの状況を意図的に作っていました。

言葉にすることで、行動も変わりますし

なにより退路が断てるため強い覚悟が持てるからです。

 

これからも言葉のちからを大切にし、自分にも周りの方々にもプラスの言葉をかけていきたいと思います😁

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最後は初心に戻り改めて言葉にして

締めくくりたいと思います。

 

「東京パラリンピック出場して躍動している姿をお見せし、結果で恩返しをします」

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

 

 

 

視覚障害になって最初に取り組んだこと

こんにちは‼️

プロパラアスリート若生裕太です。

 

今回は、視覚障害になってから、どのようにして視覚障害者としての情報を取っていたのかについて

自分自身の体験をもとに書いていこうと思います。

 

私は、大学2年生(20歳)の秋に短期間で視力が急激に低下するレーベル遺伝性視神経症を発症し視覚障害になりました。

 

こうした状況になったとき、

当時の私は周りに視覚障害者の知り合いがおらず、情報を取るのが難しかったです。

 

私のようにある日突然障害を発症してしまうという可能性は誰にでもあります。

わずか半年で見え方が劇的に変わった私が痛感しました😓

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そこで、もし障害を発症してしまった場合や実際に障害を負ってしまって間もない方が

どうすれば情報などをゲットすることができるかを書いていきたいと思います。

私は東京都出身のため、東京の情報に偏ってしまいますがご了承ください。

流れなどだけでも伝わればなと思います。

(少しでも役に立てたらいいな)

 

私が取り組んだことは3つです。

1井上眼科でロービジョン外来を受診する

2視覚障害者の会に参加する

3自分の興味があるイベントや会に参加してみる

 

1井上眼科でロービジョン外来を受診する

私はまず、自分の見え方に違和感を感じたとき、地元の眼科を受診しましたがなかなか診断結果が出ませんでした。

 

いくつかの病院を紹介され、

最終的に日本で有名な眼科の一つである井上眼科を受診することになりました。

私の病気が確定したのも井上眼科でした。

 

井上眼科↓

https://www.inouye-eye.or.jp/

 

日本で有名な眼科なのでたくさんの目に不自由を感じていらっしゃる方が訪れます。

 

私は症状が確定されたとき

今後の生活はどうなっていくのか

視覚障害者はどのような仕事をしているのか

全然情報がない

というように不安ばかりでした。

 

こうした不安をまず解消してくれたのが

井上眼科でロービジョン外来を受診することでした。

 

ロービジョン外来では

今後、どのように生活していくのか

仕事はどうしていくのか

アドバイスや相談に乗ってくれます

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まず、私は視力が急激に低下してしまったこともあり、スマホの操作も難しくなっていました。

 

なので、まず同じ井上眼科のITサポートというスマホの操作などを教わる機会を作っていただきました。

 

ITサポートの方も視覚に障害がある方でした。

 

ITサポートの方はスマホの操作だけでなく、

視覚障害の情報がなく困っていた私に

視覚障害の会があることを教えてくださいました。

 

2視覚障害の会に参加する

とにかく情報もなくどうしていいのかわからなかったので

進められた会に参加してみることにしました。

 

タートルの会↓

http://www.turtle.gr.jp/

 

会に参加すると全盲の方から弱視の方までいろいろな方がいました。

仕事もさまざまでした。

 

会に参加したことで視覚障害の方も

様々な見え方

様々な生活、仕事

様々な趣味活動

をしていることがわかりました。

 

私は、視覚障害になる前は体育教師を目指していました。

 

しかし、体育というのはどうしても目が悪いと教師として難しくなっていくのが現実です。

そうした、お話なども視覚障害の方たちは自分自身の体験も踏まえていろいろとアドバイスをしていただきました😄

 

私が、いまこうして東京パラリンピックを目指しているのも視覚障害の会がきっかけでした。

 

中途失明でパラカヌーの選手としてパラリンピックを目指した方とお話する機会がありました。その方とお話をしているときに

「小さい頃からスポーツをやってきて、甲子園にも出場した高校でキャプテンもした若生君にはスポーツという武器がある、パラリンピックを目指せる」と言っていただきました。

こうしてパラスポーツをしてパラリンピックを目指す覚悟が出来ました。

 

3自分の興味があるイベントや会に参加してみる

ロービジョン外来や視覚障害の会などで

色々な方と関わりができます。

 

そうした中で、興味を持ったことがあったら

今度は、興味を持った会やイベントに参加してみると良いと思います。

 

私は、前述したとおりパラスポーツを始めることにしました。

最終的にやり投げに専念することになりましたが、

はじめはいくつかのパラスポーツを体験しました。

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・代々木公園・伴走伴歩クラブ(バンバンクラブ)

障害を持った方が、伴走伴歩者とランニングやウォーキングを楽しむクラブです。

バンバンクラブ↓

http://banbanclub.org/

・パラスポーツのイベント

・ブラインドサッカー

・ゴールボール

・ボルダリング

・やり投げ

興味を持ったことには積極的に参加しました。

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このように

まず視覚障害者はどのように生活や仕事をしているのかを知る

趣味活動や好きなことに対してはどうしているのかを知る

色々な方と関わり、情報を得る

自分の興味があるイベントや会に参加してみる

という取り組みの中で新たな一歩を踏み出せるのではないかと思います。

 

いかかでしたでしょうか?

私が視覚障害者として最初に取り組んだことでした。

 

私がはじめに情報がなく困っていたように、

病気を発症して困っている人に少しでも役に立つことを願っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

 

 

 

 

 

 

自粛明け初の陸上競技場

こんにちは‼️


プロパラアスリート若生 裕太です。

 

まだ6月の上旬にも関わらず完全に夏が来たと思わせるくらい暑い日が続いていますね。

 

新型コロナウイルスの影響でこの暑さの中マスクをしながらの生活

 

熱中症には本当に気をつけたいところですね。

 

緊急事態宣言が解除され、完全に今までの日常が戻ってきたわけではないですが、

徐々に外出自粛が緩和されてきたのではないでしょうか?

 

今回は、緊急事態宣言後はじめての陸上競技場での練習について記事にしていこうと思います。

 

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練習直前もマスク着用

 

6月2日火曜日

 

足立区の舎人公園陸上競技場をお邪魔しました。

 

最後に陸上競技場で練習したのは3月中旬なので

約2ヶ月半ぶりに陸上競技場に行きました。

 

めちゃくちゃ久しぶりだったのでものすごいワクワクと

体が動いてくれるのかという不安が両方ありました😌

 

 

練習メニュー

10m+50mの加速走 4本3セット 計12本

150mの快調走 3本

(快調走は全力ではなくある程度のスピードで気持ちよく走ります。)

 

練習は視覚障害100m T12クラスの小西さんと一緒にやりました。

 

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ソーシャルディスタンスを保ちながら練習

 

 

小西さんとは昨年12月から一緒に練習をするようになりました。

 

私はやり投げ選手ですがやり投げには走力も重要な要素になります。

走力強化には走り込みも大切ということで100mのスプリンターである小西さんにお世話になっています。

 

ちょっと余談になってしまいましたね笑

本題に戻ります。

 

自粛期間中も競技場は使えなくても自分にできることをやっていましたが

やはり身体の衰えは出ていました。

 

https://www.instagram.com/p/B_zs6iXJs-5/

公園でトレーニング😊懸垂撮るの忘れました😂腹筋も背中もバチバチに効きます笑今できることをやる!!頭使ってどうしたら練習できるのか工夫を考える!知覚動考(ともかくうごこう) ※密にならないように配慮しています#公園でトレーニング#今できること

 

なので今回の練習はあくまで鈍った身体を慣らすことを目的にしました。

いきなり今までのような練習をしてしまうと仮にできたとしてもケガのリスクがとても高まってしまいます。

 

実際に練習をしてみると

予想通り身体のキレはだいぶ落ちていました。

途中でわかるくらい次の日ひどい筋肉痛になるだろうと思いました😂笑

 

身体はやっぱり鈍ってはいたものの

2ヶ月半ぶりの陸上競技場での練習はとても楽しくやることができました。

 

まだまだ元の身体に戻すこと、さらにレベルアップすることには時間がかかります。

でも、焦ってもけがのリスクが高まるだけなので

とにかく焦らずにしっかり身体を戻していこうと思います。

 

いまは、練習が出来ること

それ自体が本当に当たり前ではなかったんだなと実感しています。

なので練習ができていることが本当に嬉しいです。

新型コロナの影響で思うように生活ができない辛い時期があったからこそ

今まで当たり前にしていたことが当たり前じゃなかったんだと改めて実感しました。

 

今できることが本当に幸せなことなんだと

幸せを噛みしめながら1日1日を大切にしていきたいです。

 

あとはやり投げの練習が再開できることを願っています。

 

とにかく今は焦らず、楽しく感謝しながら成長していきたいと思います💪

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😁

 

 

 

 

 

 

 

失敗図鑑

こんにちは‼️

プロパラアスリート若生裕太です。

 

今回は、失敗図鑑について書いていこうと思います。

 

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まず、この本はマンガ形式になっていてとても読みやすく、

大人も子どもも楽しく読むことができるなあと思いました。

 

まず、結論からいくと、

私たちは失敗をすることが「悪」であると考え、

失敗してはいけない

失敗するのが怖い

失敗に対してネガティブな感情を抱きます。

 

失敗するのってホントに怖いし、できることなら失敗なんてしたくないですよね。

 

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すごい人ほどダメだった

 

しかし、この本ではどんな人でも失敗はするし、あの教科書に載るような天才たちも

失敗してきたと述べられています。

 

多くの発明品を作り出し「発明王」と呼ばれるようになった

トーマス・エジソン

 

現在では、誰もが手にしているiPhoneを作った

スティーブジョブズ

 

みんな大好き夢の国「ディズニーランド」を作った

ウォルトディズニー

 

など偉大な人物が25人出てきます。

 

このような、偉大な功績を残し天才と称される彼らですが

たくさんの失敗やものすごい大きな失敗をしてきたのです。

 

今回は、25人の中で私が特に印象に残った人物を3人紹介したいともいます。

 

1、トーマス・エジソン 『失敗王』

私たちの生活に欠かせない電球や音楽を聴くための蓄音機など

数々の発明をしたことから「発明王」として多くの人に知られています。

 

しかし、当時のエジソンには私たちが考えられないような呼ばれ方をしていたのです。

そう、それが「失敗王」

想像つきませんよね。

 

エジソンはたくさんの発明品を生み出しましたが、

その分、誰よりもたくさんの失敗作を作ってきました。

 

エジソンは失敗を失敗と思わず、

「うまくいかない方法」を発明したと言っています。

 

たとえ1000回失敗したとしても

それは「1000回うまくいかない方法を発明した」

 

逆に「1000回の失敗なくして1回の大成功はない」

 

エジソンは失敗は決して悪いことではなく、むしろどんどん失敗するべきだと言っています。

失敗したら

「なぜ、失敗したのか」を考える

そしたら、失敗から成功につながる道が少しずつ見えてくると教えてくれました😁

 

2与謝野晶子 『正直すぎて炎上』

与謝野晶子が生きた時代は今から100年ほど前の明治時代から昭和時代です。

男が外で働き、女は家を守るのが当たり前のっ時代でした。

それどころか、女性は自分の気持ちを大っぴらに語ることすら許されないような時代でした。

 

そんな時代に生きた彼女ですが

自分の正直でまっすぐな自分の思いを歌にのせて歌いました。

 

初めて出した「みだれ髪」で、

恋する女性のおくゆかしい心を美しく表現した彼女はたちまち人気になりました。

 

しかし、「君死にたまふことなかれ」で大炎上しました。

この歌は戦争に行った弟のことを思った歌ですが

当時の日本は戦争に賛成し、戦争で勝つことが正義とされていました。

だからこの歌は戦争に反対し、日本を反対していると受け取られたのです。

 

それでも、彼女は

人を殺すことが正義であってはならないし、

歌人として嘘偽りのない素直な心を表現することでしか人々の心には刺さらないと伝えました。

 

このことに関して彼女が悪かったことはなにもないですよね?

 

どんなことがあったとしても人を殺してはならない。

素直な気持ちを貫いた結果

歌人としての地位をより高めたのです。

 

失敗とされることに対して

「何が悪いの?」という正直な心だけが残ったら

それはチャンスなのかもしれませんね。

 

ウォルトディズニー 『ナメられた』

ウォルトディズニーはみんなが大好き夢の国

「ディズニーランド」を作った人でとても有名ですね😄

 

ウォルトディズニーは世界で初めて音の出るアニメを作り大いに世間をにぎわせたそうです。

 

実はみんなが大好き「ミッキーマウス」が誕生する前に大人気キャラクターを作り出していたようです。

「しあわせウサギのオズワルド」というアニメに登場する、ウサギのキャラクターです。

 

当時の映画はディズニーのような「制作会社」が作り、できあがった作品を「配給会社」が売ります。

そして、配給会社がそれをたくさんの映画館に配ることで

みんなが見ることができるという仕組みでした。

 

彼の失敗は、「しあわせウサギのオズワルド」の権利をすべて配給会社に渡してしまったことでした。

 

これにより、オズワルドのキャラクターを作ることも売ることもできなくなってしまいました。

彼は配給会社に「せめて、次回作はもっと高いお金で買ってほしい」と配給会社にお願いしました。

 

しかし、配給会社はそのお願いを聞くどころか、さらに安いお金で作品を買おうとしたのです。

 

彼はこの時まだ25歳でした。

そう、完全にナメられていたのです。

 

こんなつらい経験があった彼ですが、一緒に働いていた兄に

「最後は、僕たちが笑うことになる」と言って

この配給会社との縁をスッパリ切りました。

 

彼は、「やってやる精神」、「見返してやる精神」で

私たちが大好きな「ミッキーマウス」を作り上げたのです。

 

ナメられることやバカにされることは必ずあると思います。

その時はウォルトディズニーのように

「やってやる」、「見返してやる」という強い意志を持って立ち向かっていきたいですね。

 

どんな仕事でも人の心を掴んだ人が最後に勝つということを教えてくれました😌

 

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いかがだったでしょうか?

私たちが抱いている失敗に対するイメージが変わってきたと思います。

失敗を通して、何を学んだか、その経験を次にどう活かすかによって、

失敗も成功に変わるんだとわかりました。

 

この失敗に対するイメージが少しでもプラスに変わっただけでも

すごい気持ちが楽になりました。

 

一番良くないことは、失敗に恐れるあまり結局なにも行動することができないということです。

今後は、失敗を恐れずどんどん挑戦していきたいと思いました。

失敗したときには、

「すごい人ほど失敗してきたんだ」というように

この本を思い出して前向きにとらえていきたいと思います。

 

小さな子どもでも楽しんで読めるのでぜひ読んでみてください😌

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

 

 

失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!

失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!

  • 作者:大野正人
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: Kindle版
 

 

 

 

 

23歳はこんな1年に

こんにちは‼️

プロパラアスリート若生裕太です。

 

5月25日に23歳の誕生日を迎えました。

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家族にお祝いしてもらった誕生日ケーキ

 

お祝いの連絡、メッセージをくれた方々

本当にありがとうございました😊

 

今年の誕生日は、緊急事態宣言解除が発表された日でした。

日本はロックダウンのような強制的な措置が出すことができない。

そういう状況の中で予定されていた時期よりも早い段階で解除されたことは

日本の協調性の高さがあったからこそだと思いました。

 

さて、今回のテーマは23歳はこんな1年にというテーマで書いていこうと思います。

 

 

テーマについて大きく2つあります。

 

1競技で結果を出す

2挑戦する

 

 

1競技で結果を出す

まず、1つ目は当たり前のことですが競技で結果を出すということです。

 

私は、大学2年生(20歳)の秋にレーベル遺伝性視神経症という病気を発症し、視覚障害になりました。

視覚障害になってから現在までの経緯はまた別の機会で書こうと思います。

 

今年は、社会人として、プロパラアスリートとしてスタートした年になります。

まだ実力も実績もない段階で、ましてや新卒1年目でプロパラアスリートとして活動するのは、厳しい道のりかもしれません。

 

それでも、私が「個人で挑戦するんだ」と覚悟を持って決めたことなので

とてもワクワクしています。

 

プロとしてスタートした以上とにかく結果を出すことが私の使命です。

来年に延期になった東京パラリンピックの出場権を必ず掴み取れるよう

結果にこだわって結果を出すための過程を大切にしていきます。

 

私が競技で結果を出して今まで支えてくれた家族や仲間に恩返しがしたいです。

そして、私が夢に向かって競技に取り組む姿を見て「勇気や元気、感動を与えられるような選手になりたいです。

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2挑戦する

今年の1年はチャレンジャー精神を大切に興味を持ったことにはどんどん挑戦していきたいと考えています。

やる前から自分に向いている、向いていないを判断するのは自ら可能性を潰してしまうことになります。

 

成功するか/失敗するか

自分にあってるか/あっていないか

継続できるか/3日坊主で終わるのか

 

「とにかくやってみる」

そうすることで、得られる経験や学べることがあると思います。

 

もし失敗したら失敗に気づくことができたと思って

ポジティブにどんどん挑戦していきたいと思います。

 

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他にも、

勉強や読書をして、たくさんのことを学び、自分の人生を豊かにできるように頑張っていきたいです。

 

この一年「とにかくやってみる」ことを大切に

楽しく、ポジティブに突っ走りたいと思います💪

 

みなさん23歳になった若生裕太を

どうぞよろしくお願いします😁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生初めての挫折

こんにちは。

プロパラアスリート若生裕太です。

 

今回は、人生初めての挫折について書きたいと思います。

 

挫折を一回も経験したことがない人はいないですよね。

もし一度もないという方いたらぜひ教えてください‼️

羨ましくて目の前で号泣しだだをこねるかもしれません😂笑

 

挫折ってものすごく辛いし、苦しいし、逃げ出したくなるようなできごとですよね。

「この世から挫折なんて無くなればいいのに…」

 

そんなことすら思ったことがあります。

 

しかし、たくさんの挫折を経験したからこそ

人として成長し強くなれるものだなとも思っています。

 

少なくとも私は挫折という経験が

私を成長させてくれていると実感しています😄

 

初めての挫折は小学4年生

 

私が初めての大きな挫折を経験したのは

小学校4年生頃のことです。

 

私の小さいころは、野球のことしか頭にない生粋の野球バカでした。

どれくらいかというと、

作文を書くのも野球のことばかり、

絵を描くのも野球のボール、バット、野球場

図工で作品を作るのも野球

休み時間も手打ち野球

ゲームをやるのも野球ゲーム

時間があればずっと野球の練習

 

極めつけは、学校の先生から親に

「野球のことしか頭になくて心配です」

と連絡が来てしまう程でした。

 

そんな少年時代の私ですが一見、

本気でプロ野球選手を目指していたならいいじゃんと思った人もいるかもしれません。

 

実際に、プロ野球選手になるような人は誰よりも野球に打ち込んだ人がたくさんいます。

 

 

では、私の挫折って何なのだろうか?

 

それは、周りの友達に野球を押し付けていたあまり

友達がみんな自分から離れてしまったことです。

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少年野球をやっている子どもはみんながみんなプロ野球選手を目指しているわけではありません。

スポーツを経験してみよう

友達がやっているから一緒に

兄弟がやっているからなど

いろんな価値観を持っているのです。

 

そんな、本気で野球を好きではない人たちに学校でも野球

遊びでも野球

自分の価値観を押し付けていたのです。

 

小学2年生の時に空手で黒帯(初段)になり全国大会にも出ていた私に

怖がり歯向かえない人もたくさんいました。

 

遊びの野球に来ないとめちゃめちゃキレる

でも、怖いから嫌々来る。

 

早い段階で嫌がってるんだから強制することないじゃん。

そう思われると思います。

 

しかし、小4の頃の私は気が付かなかったのです。

というより、自分が正しいと思っていたくらいでした。

「野球が大好きだから野球やっているんでしょ?

じゃあやれよ」

こんな感じでした。

 

このような少年だった私は当たり前のように友達がいなくなりました。

さらに、野球をやめてしまった人も多く

一時は、チームメイト8人で試合すらできない状況までになってしまいました。

 

私は、みんなが野球から離れ、友達も離れ周りにみんながいなくなって初めて気がつきンした。

 

「俺に原因があったんだ、変わらなければいけない」

 

初めての挫折を経験し、少しずつですが人の意見、考えを受け入れられるようになりました。

 

この小学校4年生頃に大きな挫折を経験したからこそ

「相手が嫌がることをしていないかな?」

「相手に嫌われることをしていないかな?」

というように相手の立場になって考えることができるようになりました。

 

いま最高の仲間に恵まれているのもあの時の経験があったから

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挫折は自分に大きな試練、

そして大きな成長のチャンスを与えてくれるものだと思います😌

 

まだまだ人生は長いのでこれからもたくさんの挫折を経験すると思いますが

そのたびに、大きな成長のチャンスだと思って乗り越えていきたいと思います💪

 

小学4年生の頃のみんなほんとにごめんなさい🙇‍♀️

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

 

 

失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!

失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!

  • 作者:大野 正人
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

 

嫌われる勇気 

こんにちは‼️

プロパラアスリート若生裕太です。

 

今回は、大ベストセラーの

『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』

について書きたいと思います。

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このお話は

「世界はシンプルであり、人生もまたシンプル。人は変わることができて幸せになれる。」と説く哲人と、

人生に絶望し、人は変わることができないと信じ、哲人を論破しようとする青年の

対話形式で構成されています。

 

 

”全ての悩みは対人関係である”

 

この本のメインテーマですね。

 

このような人におすすめ

  •  人間関係に疲れてしまっている人
  • 他人の目ばかり気にしてしまう人
  • 優しすぎる性格がゆえに他人のためにばかり生きてしまっている人

 自分のことが好きになれないと悩んでいる方には、とてもおすすめの本でした✨

 

この本を通して、たくさんの驚きや発見、学びがありました。

 その中でも特に印象に残ったところを1つだけ書こうと思います😄

 

 

私がいちばん印象に残ったところは

 

「課題の分離」です。

 

これができるだけでものすごく人間関係は楽になるなと思いました。

 

課題の分離とは

「自分の課題」「相手の課題」を切り離すということです。

 

ここで挙げられていた例は、子どもの勉強です。

みなさんも経験あるかもしれませんが、

親が子どもの勉強に口出ししているシーンですね。

 

いくら親が子どものためを思って言っているとしても最終的に困るのは親ではなく子どもなのです。

じゃあ、何もしないで放置すればいいの?

そうではなく、ここで「課題の分離」なのです。

 

「自分の課題」は、子どもに勉強をするように努めること

勉強をやれと押し付けるのではなく、一緒に勉強してみたりと自分にできることをやる。

自分にできることをやって子どもがやるかやらないかは「相手の課題」なのです。

 

そして、対人関係において自分のことを好きになってくれるか嫌いになるかも「相手の課題」です。

 

Aさんはみんなに嫌われないようにみんなの意見に合わせていたとします。

しかし、BさんとCさんの意見が正反対だった時にAさんは両方の意見に合わせることなど不可能でそこに矛盾が生じます。

Aさんは八方美人扱いされて逆に嫌われる可能性さえあるのです。

 

自分がどんなにいいと思ったことをしていても全員に好かれることは不可能なのです。

 

自分のやるべきことをやり、相手に好かれるか嫌われるかは

「自分の課題」ではなく「相手の課題」なのです。

 

この本で、とても感動したことわざがあります。

「馬を水辺に連れていくことはできても

水を飲ませることはできない」

 

馬を水辺に連れていく 「自分の課題」

水を飲ませること 「相手の課題」

 

 

このように、「課題の分離」ができるようになることは人間関係の悩みを解消してくれ、余計なストレスを作らないようにもなりますね。

 

自分がやれることをやって嫌われたらしゃあなし‼️

自分のことを好きでいてくれる人を大切にしましょう😌

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

 

好きな言葉 「知覚動考」

こんにちは‼️

プロパラアスリート若生裕太です。

 

今回は僕が好きな言葉であり、大切にしている言葉について書きたいと思います。

 

「知覚動考」

 

初めてこの文字を目にしたとき

「なにこれ?なんて読むの?」と思いました。

おそらく皆さんも同じような反応になったのではないでしょうか?

 

この言葉は、芸能人のGACKTさんから知りました。

 

GACKTの勝ち方

GACKTの勝ち方

  • 作者:GACKT
  • 発売日: 2019/08/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

物事を「知」ってそれを「覚」える、そしたらすぐに「動」く、その後に「考」えることが大切であるという意味の造語です。

 

しかし、多くの人は知って、覚えて、考えてから動こう(行動しよう)とします。

「うまくいくかな?」「大丈夫かな?」「タイミングを見て動こう」

 

そうこうしているうちに結局なにもやらなかったという経験あるのではないでしょうか💦

 

このように行動する前に考えてしまうと、不安や恐怖に襲われてしまい行動できないのだそうです😱

 

「知る」「覚える」「動く」「考える」という4つの言葉には、物事に取り組むうえでの大切なことがすべて詰まっていると感じました。

 

読み方は、

 

「知覚動考(ともかくうごこう)」

 

この言葉を知った時、心にぶっ刺さり感動したのを今でも覚えています😊

 

私の競技人生を振りかえると、パラリンピックを目指すきっかけになったのは視覚障害が集まる情報交換会に参加したり、パラスポーツのイベントや体験会に足を運んだことでした。

その後、いろいろなパラスポーツを経験し、やり投げに専念した結果、今の自分があります。

 

行動した先に、何かを成し遂げる力が得られると確信しています。

 

これからも、「知覚動考(ともかくうごこう)」という言葉を大切にし、

常に行動し続ける人でありたいと思います。

 

「よく考えることが大切なのではない

すぐ行動することが大切なんだ」

 

最後は名言っぽく終わります😁笑

 

最後まで読んでいただきありがとうございました‼️

 

 

合わせて読みたい記事はこちら

「チーズはどこへ消えた」

https://wakohyuta.hatenablog.com/entry/2020/05/04/225759

ちょうど1年前の北京グランプリ大会

こんにちは‼️

 

プロパラアスリート若生裕太です。

 

今回は、ちょうど1年前の2019年5月11日に行われた

北京グランプリ大会のお話をしていきたいと思います。

 

 

クラス分け

パラスポーツは

障害の種類(視覚、切断、機能など)、

障害の重さ(視覚障害の場合 全盲、弱視)

によってクラスが分けられます。

 

 パラ陸上競技において

私が属する視覚障害のクラスは3つに分かれます。

(障害が重いほうから11、12、13と分類)

 

国内の大会に出るだけなら、国内でクラス分けを受ければいいのですが

国際大会に出るためには国際認定されている場所でクラス分けを受ける必要があります。

 

つまり、どんなにいい記録を持っていたとしても

国際クラス分けを受けていないと国際大会に出られないし、パラリンピックにも出場できないのです。

 

私は、国際クラスを取得するために北京グランプリ大会に出場することになりました。

 

クラス分けを無事に終え、視覚障害12クラス(真ん中)になりました😌

 

 

 

目標 日本人トップ・日本記録樹立

 

2018年シーズンは1勝もできていませんでしたが、

2019年初戦で日本記録を出すという強い意志を持って練習を積んできました。

 

2019年の初戦は国際大会になりましたが、視覚障害になる前に野球で国際大会を経験していたおかげで特に緊張することなく、ワクワクした状態で試合に臨むことができました。

 

ルールは全く同じ

私が行っている視覚障害クラスのやり投げは健常者の大会と全く同じルールで行われます。

(座位のクラスなどは異なります)

6投の中で一番良い記録で勝敗がつく

(予選3投、決勝3投)

 

1投目の失敗で手応え

私は、試合が始まり1投目でいきなり助走の歩数を間違えかなり手前から投げてしまいました。

 

「助走ミスった~、いきなり失敗スタートかよ」

 

こんな心境でしたが、意外にも記録が自己ベストとそんなに変わらない記録だったのです。

 この不幸中の幸いとも言える状況が、逆に自信につながりました。

 

途中で自己ベストは出せたものの

日本記録までは届かない状況で

いよいよ最後の6投目を迎えました。

 

日本記録を出せそうな手ごたえを感じていながらずっと出せず、迎えた最後の6投目

 

北京に感謝 日本記録

私は、この状況を

 

「北京で大会ができていること自体がほんとに幸せなこと、感謝しよう」

そう思いました。

 

投げる前に、「北京に感謝」と言葉にして、

最後の投げを楽しみ、思いっきり投げました。

 

やりがどのように飛んで、どこら辺に落ちたかが見えなかったものの、投げた瞬間にかなりの手ごたえがありました。

 

記録は

 

視覚障害F12クラス日本新記録

 

喜びを爆発させ、思いっきり叫びたいくらいに嬉しかったのを覚えています😄

 

「パラリンピックに出場する」と周りに言い続けていましたが、やっとスタートラインに立てたような気がしました。

 

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日本新記録で銀メダル

 

「支えあい」

北京グランプリ大会では、約1週間ほどパラ陸上選手たちと一緒に滞在します。

一緒に滞在する中で多くの気づきや学びがありました。

 

その中で最も印象に残った出来事を書こうと思います。

 

それは「支えあい」です。

  • 低身長の選手が車いすを押している
  • 義足の選手が視覚障害の選手のバイキングをサポートしている
  • 視覚障害の選手が機能障害の選手の道具を持ってあげる

 

障害を持っているもの同士ではありますが、お互いができることとできないことを補いあい、支えあっている状況が北京にいる間は日常的に行われていました。

 

お互いが何かしらのハンデを背負ってパラスポーツをやっている

辛い経験や痛みがわかるからこそ補い合い、支え合うことが自然とできているんだなと思いました。

 

私は健常者とか障害者とか関係なく、1人の人間として困っている人がいたら手を差し伸べる、そういった思いやりを持った人になりたいなと思いました。

 

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パラ陸上のメンバー

 

北京グランプリは日本記録という結果で終えることができ最高の思い出ができました。

そしてたくさんの気づきや学びを与えてくれる

とても貴重な経験をすることができました。

 

まだ、スタートラインに立っただけ

夢であり、目標である「東京パラリンピック出場」を叶えるため

一日一日を大切にしていきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😁

4月の振り返り 良い経験がたくさん 今だからできること

こんにちは‼️

プロパラアスリート若生裕太です。

 

5月になりましたね。

(もう9日経ってるけど笑)

 

今回は、4月の振り返りをしていこうと思います。

今年の4月は私にとっての社会人一年目。

プロパラアスリートとしてのスタートという月でした。

しかし、新型コロナウイルスの影響で活動自粛から始まりました。

「こういう危機的な状況だから仕方がない」

この事態を受け入れ緊急事態宣言が発令される前から外出自粛を決めました。

 

体調不良&ネガティブメンタル

外出自粛を始めてから外に一歩も出ない生活が続きました。

普段の私は一日中家にいることがほとんどなく、オフの日でも遊びに行ったり、ウォーキングに行ったり、銭湯に行くなどして過ごしていました。

それがいきなり一歩も外に出ない生活

自粛を始めてすぐに体調を崩してしまいました。

熱は2,3日で下がったものの、体のだるさだけでなく、メンタルもどんどん後ろ向きになっていきました。

 

「このままでは、自分が潰れてしまう。」

直感的にそう思いました。

 

 

いまできること

体調不良が一週間くらい続き、

「このままでは潰れてしまう」と思った私は

「いまできることはなにか?」を考えるようになりました。

 

活動時間を避けて練習再開

 

陸上競技場は使えない、ジムは締まっている

昼間は人が活動しているから接触してしまう恐れがある

 

じゃあどうするか?

 

みんなが活動していない夜中や早朝にやることに決めました。

 

今ある環境をどういかすか?

やりは投げれない、ジムは締まっている

 

  • メディシンボールを使った練習
  • 自重でのトレーニング
  • 公園でのトレーニング
  • 階段ダッシュ

 

頭を使えばやれることはたくさんあります。

 

この自粛期間に小学2年生の妹と縄跳びなどもやってみましたが、できなくなっていることもありました😂笑

皆さんもやってみてください笑

 

外出自粛で体調を崩していましたが運動を再開してすぐに体調がよくなり気分も上がりました。

運動が健康にいいことを改めて実感しました😊

 

ほかにもおうち時間が長いことにより、

  • 読書
  • 勉強
  • ドラマ・映画鑑賞 
  • 家族 揃っての時間

 

普段ならあまり時間をかけてこなかったことに時間を使うことができました。

 これらの時間で得られたことがたくさんありました。

今後のブログで記していこうと思います。

 

新たな取り組み

4月は新たな取り組みもしてきた一か月でした。

 

  • ブログ開設(初投稿は5月になってしまいました)
  • インスタライブ
  • 「WAKOHと毎日ストレッチ」

 

これらの新しい取り組みは私にとってとても良い経験となっています。

 

ブログ開設

ブログを始めた理由についてはこちらの記事をご覧ください

 https://wakohyuta.hatenablog.com/entry/2020/05/02/020114

 

ブログは経験やインプットしたことを文字に起こしてアウトプットできるし、頭の中の考えを整理することができます。

文章を書くのが苦手な私にとっては毎回練習にもなっています。

(文章力ください🙇‍♀️笑)

 

インスタライブ

ゴールボール日本代表選手と一緒に初めてやりました。

お互いの競技についての話をはじめ、視覚障がい者同士ならではのお話などたくさんできて貴重な経験ができました。

120人の方が見ていただいたこともとても嬉しかったです。

見ていただいた方ありがとうございました😁

 

「WAKOHと毎日ストレッチ」

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これは現在進行中の毎日企画です。

今流行りのオンラインZOOMを使用して12時40分からやっています。

座ってできる簡単ストレッチを紹介しています。

興味ある方はぜひ僕と一緒にストレッチしてリフレッシュしましょう😌

 

https://t.co/jDM84cIZqX

 

 

コロナによって得られたこともある

4月を振り返ると今までの日常がたくさん制限されました。

練習などはもちろん友達にだって会うことができない

 

でも、

 

コロナによって新しい可能性も見つけることができたと思っています。

オンライン飲み会なんかはそうですよね。

会える人なら会ったほうがいいに決まってますが

地方に就職した人たちとは電話で繋がれる。

 

「WAKOHと毎日ストレッチ」もオンライン

おうちにいることが多くなって運動不足になった人なにか自分が貢献できることはないかと思い始めたことがきっかけです。

「リフレッシュできたよ~」

「この企画いいね」などと言っていただけることも続けていてよかったと思えています。

 

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「WAKOHと毎日ストレッチ」の様子

 

 

「あたりまえがあたりまえではなくなったことで

よりあたりまえを大切にしよう」と思えたり

 

制限された環境の中で

今できること・自分にできること

考え、実行することができたかなと思っています。

 

コロナによって生み出された新しい可能性をコロナが収束した後にも活かしていきたいですね。

 

早くコロナが収束して今までの生活が戻りますように

 

それにしても

早く練習したい、ウエイトしたい、みんなに会いたい~

 

最後まで読んでいただきありがとうございました‼️